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不使用であったり低減されている健康食

健康食のイメージは、何かしら「不使用」という内容が目立っています。
例えば、トマトはリコピンが豊富で、健康によい野菜です。
そのままかぶりつくのは家庭菜園ならではの生産者だからできる醍醐味ですが、トマトジュースにすることもあります。
そのジュースには必ず食塩不使用という文字が謳われています。
畑で丸かじりしたような後口すっきりの飲み心地のためでもあるようです。
また、加工食品において、ムラサキウニやバフンウニなどの瓶詰め加工には、必ず「ミョウバン不使用」の文字があり、誰しもがその味に納得しています。
ミョウバンを使用するほうが、鮮度を保てるものの、口に入れるとコクのある磯の香りがフワッと広がるのはミョウバン不使用です。
健康食では、食材そのものに目が向きがちですが、実際には流通されるまでの加工だったり、畑などの土壌(無農薬栽培や有機栽培)にこだわっていることに注目しなければなりません。
農薬・化学肥料を控え、環境への負担を低減し、生産された農産物こそが健康食になるのではないでしょうか。
健全な土づくりからこだわれば、小さなお子さんにも、大病を患う患者さんにも安心して与えることができるでしょう。

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